一般的な開発の流れは以下のようになりますが、お客様のご要望に合わせて対応いたします。

1.お問い合わせ

まずはこちらのお問い合わせフォームまたはtel.0258-94-5961までお気軽にお問い合わせください。

2.打ち合わせ

要求仕様のヒアリングを行います。サイズや出力などの数値目標,制御性能に関する要求仕様,ご予算や納期のイメージがあれば事前に資料をご準備ください。情報開示にNDAの締結が必要な場合は,ひな形などを送付いただければ対応可能です。
具体的な要求仕様がない場合はイメージだけでも構いません。仕様や開発の進め方を決めるところからお手伝いいたします。
ご希望に応じてオンラインでの打ち合わせも可能です。

3.仕様の決定

打合せ内容を基に、御見積条件を記載した購⼊仕様書を作成します。
御見積条件に関して不都合がないかを確認いただき、問題がなければ御見積書を作成いたします。
ご希望に応じて契約書等でのやり取りも可能です。貴社指定の様式があればご相談ください。

4.設計

仕様に沿って磁気設計を行い,その結果に基づき機構設計や制御設計を行います。
磁気設計では電磁界解析モデルの作成や出力特性解析などを行います。
機構設計では部品図,組立図などの作成をします。
制御設計ではシミュレーションモデルの作成,制御性能などの確認を行います。
モータ駆動用のドライバ設計も可能です。回路図,BOM(部品表),レイアウト図などの作成を行います。
コントローラは基本的に弊社標準のものを使用しますが,ご要望があれば打ち合わせの際にご相談ください。

期間の目安:1~2ヶ月

5.試作

設計結果に基づきステータ,ロータ,磁石,ハウジング,シャフトなどの部品を作成し,
社内でモータを組み立てます。
制御ソフトウェアはシミュレーションモデルと同様の制御をコーディングします。
ドライバは基板の製作や部品実装を行い,モータ接続前にRL負荷にて立ち上げ試験を行います。

期間の目安:2~3ヶ月

6.駆動・評価

モータを駆動させた際の動作波形や効率の測定などを行います。
評価項目に指定がある場合は,打ち合わせの際にご提示ください。
設計結果との比較・考察や次期試作への課題抽出等も可能です。

期間の目安:2ヶ月

7.納品

設計結果や評価結果などに関する報告書は,印刷したものとPDFをCD-Rに記録したものを郵送します。試作品に関しては,立ち合い試験にて駆動方法や評価方法を説明した後に梱包を行い,配送します。
モータベンチや制御盤の納品は建物入口までの荷降ろしまでとなります。荷降ろし場から設置場所までの搬入作業はお客様にてご対応くださいますようお願いいたします。