第10回記念 パワエレワークショップ in NAEBA タイムテーブル

開催概要

日時 : 2021年12月20日(金)13:00~17:00、21日(土)9:30~11:00

会場 : シュプールイン苗場(新潟県南魚沼郡湯沢町三国153-9)

主催 : (株)SimEngine、長岡パワーエレクトロニクス(株)、長岡モーターディベロップメント(株)、ポニー電機(株)

タイムテーブル

1日目 (12/20)

13:00~13:05 開会の挨拶

長岡技術科学大学 技術科学イノベーション専攻 伊東淳一教授

13:05~13:35 SRMのV/f制御におけるシングルパルス電圧駆動

【概要】

長岡技術科学大学 パワーエレクトロニクス研究室 加藤大貴氏

13:35~14:05  ワールドワイド入力に対応したオンボードチャージの研究

【概要】

長岡技術科学大学 先進エネルギー変換研究室 大吉宗一郎氏

14:05~14:35  MHz級電力変換器の研究課題と要素技術

【概要】近年、SiCやGaNなどのパワーデバイスを用いた電力変換器の高周波化かつ大電力化が注目を浴びている。しかしながら、MHz級の電力変換器では、デバイスの損失や熱管理、ノイズなど多くの課題が存在する。本講演ではMHz級電力変換器の技術課題とそれらに対する取り組みを紹介する。

名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 パワーエレクトロニクス研究室 増田 樹氏

14:35~14:45 休憩

14:45~15:15 機械学習を活用したLLCコンバータの電圧変換ゲイン導出方法

【概要】近年車載充電器などでLLCコンバータやCLLCコンバータなどの共振型電源の採用が増えている。一般的にLLCコンバータの入出力電圧の変換ゲインは基本波近似(FHA)法によって高速に算出できるが、直列共振周波数から離れた点では実際のゲインとの誤差が大きくなってしまう。本研究ではFHA法と機械学習を組み合わせたゲイン導出方法を提案し、FHAと同等の計算時間で誤差を低減できることを確認したので報告する。

名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 パワーエレクトロニクス研究室 大元靖理氏

15:15~15:45 AIエージェントを活用した自律的モータ設計開発

【概要】電動化の加速に伴いモータ設計の需要が急増する中、設計者不足や開発期間短縮の要求が高まっています。これらの課題に対応するため、当社では生成AI技術を活用した「モータ設計エージェント」の開発に取り組んでいます。本講演では、JMAG-Designerと連携した自律的なモータ設計開発についてご紹介します。

立命館大学 理工学部 電気電子工学科 助教/株式会社MotorAI 清水悠生氏

15:45~15:55 休憩

15:55~16:25 ROHM株式会社の電動車の走行試験とシミュレーションへの取り組みとその応用

【概要】電動車へのパワーデバイスの応用が始まっている。パワーデバイスの利便性を顧客に訴求するために、半導体ベンダーの立場からは遠い領域にある電動車の走行シミュレーションやモータベンチ評価といった取り組みをROHM株式会社でも始めている。その取り組みの内容と課程の一部を紹介する。ベンダー目線としての取り組みであることに注意されたい。

ローム株式会社 システムソリューションエンジニアリング本部 FAE3部 ソリューションエンジニアリング課 2G 石戸亮祐氏

16:25~16:55 PLECS 4.9に実装されるHILS機能「Nanostepソルバ」のご紹介

【概要】リアルタイム・シミュレーション用最新技術として開発された「Nanostep®」ソルバを適用することによって、RT Boxの実行時間刻みを最小「4 ns」に設定した主回路のHILSを実行可能になります。高帯域幅の制御アルゴリズムの試験に対する有効なソルバとして「MHz帯」のスイッチング周波数に対応可能です。このソルバは、RT Box専用に開発されており、全てのRT Boxで実行可能になります。

株式会社SimEngine 香川秀樹

2日目 (12/21)

9:30~10:55 パワエレトレーナー活用最新動向

【概要】

長岡パワーエレクトロニクス株式会社 安達裕